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石井麻理と申します。職業は洋菓子研究家。そして、目下オペラ歌手をめざして猛勉強中です。'09-01-01にブログを立ち上げ、10年目を迎えます。実はワタクシ、ウツでした。ですが、いろ~んなことを試し、挑戦し、挫けながらも、沢山の方たちに支えられ、そろそろ卒業となりました。これが、今も尚ウツの渦中にいらっしゃる方の応援歌になればいいな、そして私自身がこのブログを書くことで元気を貰っているような気がいたします。そんな思いで書いてます。初めてご覧になる方、このエッセイは連載形式となっておりました。PART1からPART33で一応完結しております。お時間のあるときにでもつらつらお読みいただければ、ワタクシの背景がわかると思います。よろしくお願いいたします。
* * * instagram はじめました。 chocolattemari * * * 先日、大学時代の聖歌隊の先輩が帰天されました。 長く闘病されていたことはうかがってはいたのですが、あまり具合がよろしくないということで、急遽お嬢様がお母様にご自分の花嫁姿をみていただきたいと1週間でもろもろ決められ、教会で30分という限られた時間で結婚式をあげられたそうです。 その3日後、病床で洗礼を受けられたそうです。 それから信じられないことが起きて。 ご主人様が、「君と一緒に僕も逝きたいな」とおっしゃっていたそうなのですが、先輩が洗礼を受けてから3日後、 ご主人様が、もう先輩はホスピスに入られていたのですが、先輩のもとに御見舞に行った際に、突然倒れられ、 そのまま帰らぬ人となりました。 そしてその3日後、先輩も後を追うように、帰天されました。 言葉がありません。 一昨日、お嬢様が結婚式をあげられた教会で、先輩とご主人様の追悼ミサがあげられました。 聖歌隊も集まり、新垣先生の指揮のもと、先輩のお好きだった聖歌をたくさん歌って捧歌してまいりました。 大学以来数十年ぶりでお会いする先輩もいましたが、みんなで歌うことは嬉しかったけれど、こんな悲しいときに集まるのはね、と複雑な気持ちでした。 究極の夫婦愛というのでしょうか。 先輩がさみしくないように、先に天国の席をとっておいてくださったのでしょうか。 悲しいことなのに、ごミサはなにか清々しいものがありました。 みな心をひとつにして祈りました。 終わって大学の聖歌隊ではない同期にも会え、そういう再会も先輩が計らってくださったようで。 本当に心の優しい、素晴らしい女性でした。 私が1年生のときに4年生でいらしたので、在学中はあまりお話させていただくことはなかったのですが、卒業してから、同じお菓子の道を歩んでいるものとして、あたたかいお言葉、お手紙など頂戴いたしました。 9年間の闘病生活の中でもいつも前向きだったそうです。 どうぞ、あちらの世界で、ご夫婦そろってゆっくりなさってくださいませ。 そして残されたお嬢様をお守りくださいと願わずにはいられません。 読んでくださりありがとう。 麻理
by maris-konzert
| 2018-05-10 18:55
| 日々のこと
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