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私の名前は石井麻理。職業洋菓子研究家。目下ウツ病真っ只中。
ブログを立ち上げ2年弱。 初めてご覧になる方、このエッセイは連載形式となっておりました。 PART1からPART33で一応完結しております。お時間のあるときにでもつらつらお読みいただければ、ワタクシの背景がわかると思います。 よろしくお願いいたします。 * * * 本日は区役所講習。連日なこともあるのですがかなりばて気味。 「麻理さん、今はみんなばててますから」 アシスタントのちかこさん。 でもそうとうばててる。終わってから試作をして夕食の支度をし、買い物に行ったら、あっ、ウツがきた。そのままどたっと倒れて気がついたら1時間意識失っていました。 「麻理さん、もう7月ですねぇ。クリスマスコンサートまであと半年」 ・・うっ、実は今第5の壁。発声とかはもうこの際別問題として、私が今まで歌ってきたものはほとんどが聖歌なのですね。聖歌っていうのはようするに、まあ有名なところではヘンデルのメサイアなど。神様に捧げる歌と思ってくださいませ。 でも今私が先生から教えていただき、歌おうと思っている曲は、たとえばオペラ、ミュージカルとしましょう。まったく歌い方が違うのです。 なにが違うって、オペラやミュージカルっていうのは、お芝居なのね。オペラはすべて歌ですが、要するに、その役になりきって歌わなければならないわけ。 だから発声がどうの、とか声が出ないとかっていう問題はもうとうの昔に通り越して、っていうかまだ通り越していないのですが、その役になりきるっていうのができないのねぇ。 先生は元タカラジェンヌなので、 「たとえばね」 って歌ってくださると、うわぁ、生で聴けたぁなんて喜んでしまうんだけど、求めるものが高すぎて、う~ん、参りましたって状態です。 でも実に、そのたとえばっていうテクニックっていうのかな、それを細かく教えてくださり、最近のレッスンは、白熱しております。 ああ、でもあと半年。なんとかなるのかなぁ。 歌とはそれは言葉を伝える手段にすぎないんだと実感。いまさらながら亡き恩師、平川先生の授業がすごいものだったのかを思い知らされております。 とブログを打っていたらおなじみ森田屋米店のフーマからお電話。またまた1時間半近く長電話してました。楽しかった。ちょいウツが晴れました。 さあて、寝るか。 読んでくださりありがとう。 麻理 今日のウツ指数 -1
by maris-konzert
| 2010-07-14 21:59
| 日々のこと
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